知っていますか? クスリのリスク
2021年09月16日
薬は、病気やけがを治療するなどの効果・効能がある一方、副作用というリスクを併せ持つものです。
副作用とは本来の目的と別の作用のことで、例えば眠気やのどの渇きといった軽いものから、肝機能障害やアレルギー反応の一種であるアナフィラキシー(※)などの重い症状まで様々です。
※アナフィラキシー(anaphylaxis):アレルギー反応の一種。皮膚のかゆみやじんましんなどから始まり、ひどくなると呼吸困難、ひいては生死に関わるほどの重症(いわゆる、アナフィラキシーショック)になることもあります。
ただし、薬を使用すると必ず副作用が現れるものではありません。もし現れたとしてもその症状は服用した人や薬によって異なりますが、次に当てはまる人は特に注意が必要です。医師や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。
薬の副作用について特に注意が必要な人
- アレルギーのある人
- 過去にひどい副作用を経験したことがある人
- 医師の治療を受けている人
- 肝臓・腎臓など、薬の成分を代謝・排泄する臓器に疾患のある人
- 他にも薬を飲んでいる人
- 妊娠している女性、妊娠の可能性のある女性、授乳中の女性
- 高齢者