気温や湿度が高い日は熱中症の発症数が急増
2022年07月04日
日最高気温が30度を超えるあたりから熱中症による死亡者数が増え始め、その後気温が高くなるにしたがって死亡率が急激に上昇します。また、熱中症は、気温が高い場合だけでなく、湿度が高い場合や、風が弱い、日差しが強いなどの環境でも起こりやすくなります。近年、地球温暖化や大都市のヒートアイランド現象により、熱中症の危険性は高まってきています。特に、小さい子ども、高齢者、体調不良の人、肥満の人、ふだんから運動をしていない人などは熱中症になりやすいので注意が必要です。
(1)暑さを避けましょう
感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定
外出時は暑い日や暑い時間帯を避け、無理のない範囲で活動を。
- 涼しい服装を心がけ、外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう。
- 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し、水分を補給する。
- (2)適宜マスクをはずしましょ
- 気温・湿度の高い中でマスクをすると熱中症のリスクが高くなるため注意が必要です。
- 屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクをはずしましょう。
- マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとったうえで、適宜マスクをはずして休憩を
- (3)こまめに水分を補給しましょう
- のどが渇く前に、こまめに水分を補給する(目安は1日あたり1.2リットル)。
- たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給。
- (4)日ごろから健康管理をしましょう
- 日ごろから体温測定や健康チェックをしましょう。
- 体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養を。
- (5)暑さに備えた体づくりをする
- ・暑くなり始めの時期から、適度に運動を
- ・水分補給は忘れずに、無理のない範囲で行いましょう。
- ・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度行い、身体が暑さに慣れるようにしましょう。