災害時に役立つお薬手帳
2022年08月20日
自分が使っている薬の記録をつけておくための「お薬手帳」をオススメします。
これによって普段使用している薬や、薬に関する情報を正しく知ることで副作用や誤飲の防止などにつながる、薬によるアレルギー経験なども医師や薬剤師へ正確に伝えられるというメリットがあります。
「お薬手帳」に記載する主な項目
- 氏名、性別、生年月日、血液型、住所、電話番号、緊急連絡先
- アレルギー・副作用歴の有無、過去の病歴、かかりつけ医・薬剤師 など
- 服用薬に関する情報、処方された薬の名前、用法・用量・期間 など
「お薬手帳」の利用方法
- 医療機関や薬局に行った際には、毎回必ず医師・薬剤師に提出
- 薬剤師が薬の情報(名前・飲み方・注意点など)を記入、または渡された説明文書などを自分で貼付
- (必要に応じて)処方された薬に関して不明な点や気づいたこと、服用後に気分が悪くなったことなどを自分で空欄などに記入
なお、お薬手帳は診察・薬の購入時だけでなく、災害などの緊急時に備えて常に携帯しておくと、いざというときに安心です。
また、医療機関や薬局ごとに手帳を分けてしまうと、医師や薬剤師が正確な判断をしにくくなるため1冊にまとめましょう。スマートフォンなどで利用できる電子版お薬手帳もありますので、使いやすいものを選んで活用しましょう。