小さなお子さんの定期予防接種は遅らせずに受けましょう
2024年07月16日
予防接種は、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くしたりするために、感染症の予防のためのワクチンを接種することです。感染症にかかりにくくしたり、感染症のまん延を防いだりする目的で行うものとして、定期予防接種があります。定期予防接種の中には、乳幼児のうちに受けることが重要なものがいくつかあります。こどもの健康のためにも、接種時期を遅らせずに忘れずに予防接種を受けましょう。
防接種は体調の良いときに受けましょう。また、日頃から、体質や体調など健康状態によく気を配り、何か気にかかることがあれば、あらかじめかかりつけの医師や保健所、市区町村担当課に相談してください。
次のような場合は予防接種を受けられません。
- 熱がある場合
- 重い急性疾患にかかっている場合
- 予防接種でアナフィキラシー(※)を起こしたことがある場合には、アナフィラキシーを起こした予防接種と同じ予防接種は受けられません など
※急激なアレルギー反応として現れるじんましんや呼吸困難などの症状が、複数現れる状態
また、以下に当てはまる人についての予防接種は、かかりつけ医に相談したうえで、受けるかどうかを判断してください。
- 心臓病や腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている人
- 過去の予防接種で、2日以内に発熱や発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた人
- 過去にひきつけを起こしたことがある人
- 過去に免疫不全の診断を受けたことがある人、近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
- 卵や抗生物質、安定剤などのアレルギーがあるといわれたことのある人 など